本当は今日ツーリングに行く予定だったのだけれども、諸々の大人の理由と言うか何と言うかで参加する事が出来ない上に、日中家族が息子のサッカーの観戦に行ってしまい、ひとりぼっちになった僕は、ダークな気分で家から一歩も出る事が出来ず、そういえば最近連続してデジタル製品がぶっ壊れて行くのを鑑み、唯一残っているノートパソコンのバックアップを取っておいた方が後々良いだろうと思い立って、今日は日がな一日ノートパソコンのバックアップを取る事にした。これは恐らく明日になればやり方を忘れてしまうだろうから、今後パソコンの変更等があった時のための自分への覚え書きのようなエントリである。
幸いにして、MacOSXにはタイムマシンというシステムが乗っかっている。しかし、このタイムマシンを使うには外付けのUSB接続のHDDか、もしくはAppleから発売されているTime Capsuleと言うのを使わなくてはならない。しかし、ノートパソコン+無線LANという使い方をしている僕から言わせると、バックアップ取るのに(しかもタイムマシンは自動でバックアップを取る)いちいちUSBのコネクタを接続するなんて言語道断だし、Time Capsuleに至っては1TBで29800円もしやがる(2TBだとなんとよんまんきゅうせんはっぴゃくえんだ)し、すでに無線LANのアンテナが立っているので、そんな2本もアンテナ立てる意味がない。デスクトップがぶっ壊れた時に、データーの避難先としてBUFFALOのNAS(LS-CHL)を購入して繋げてあるので、なんとかそれを利用して出来ないかとネットを検索したら、あるある。同じ事を考える人はいるんだな、と言う事で、早速試してみる事にした。ただし条件としては無線LANを使用して日々の差分バックアップを行いたい、実は僕のBUFFALOのNASはタイムマシンに対応しているのだけれども、どうやら有線じゃないと駄目な模様。おまけにデスクトップにくっつけていた外付けHDDの中身をNASに入れたらこれが余ったので、バックアップ先をNASに繋げた外付けHDDにしたい。そうすればほら、万が一の時、いちいちNASを認識させなくっても、NASからHDD外して直接パソコンにUSBを挿せばすぐにバックアップ出来るじゃない。ちゅう事でダメもとで試してみる事にした。
システムは以下の通り
ノートパソコン(無線LAN)→FONの一番古い無線ルータ(有線LAN)→NAS(USB接続)→外付けHDD
さて、まず外付けHDDを無線LAN上で認識させなくてはならない。Finder→移動→サーバへ接続 で、NASのIPアドレスを入力して接続。このときIPアドレスの前に「smb://」と入力。「smb://111.222.33.44」といった感じ。するとどのボリュームをマウントするのか聞いてくるので、外付けHDを選択する。
次に、アプリケーション→ユーティリティ→ターミナルで、ターミナル上に「defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1」と打ち込んでenter。
で、ターミナルを終了して、タスクバーにある時計のようなマークをクリックして「Time Machine環境設定を開く」を選択すると、ウインドウが立ち上がる。
このウインドウの中の「ディスクを選択」をクリックする。
この画面では出ていないが(笑)、NASに接続されたUSB外付けHDDが出てくるはず。出てこないでこのような画面だったら、認識されていないという事になる。
さて、このままバックアップを作ろうとすると、絶対に失敗するので、もの凄く面倒くさいけど、ディスクイメージを作るという作業をする。ここで必要なのは、Mac上の正式なコンピュータ名とイーサネットのMACアドレスが必要になる。自分の正式なコンピュータ名は、システム環境設定→共有のコンピュータ名の下に書いてあるので、これをメモしておく。例えば「ochasan-suteki.local」と表示してあれば、「.local」の前の「ochasan-suteki」が正式(?)なコンピュータ名となる。
次にMACアドレスを調べる。これは、システム環境設定→ネットワークで、
Ethernetを選択して、詳細ボタンを押す。ここで間違えては行けないのが、今後無線LANでバックアップをするのだけれども、それでも、「Ethernet」のMACアドレスを設定する事だ。僕は無線だからと「AirMac」のMACアドレスを設定し上手くいかず、小一時間悩んだ。なので、ここはLANケーブルを接続し、「Ethenet」を選択するべし。
で、「Ethernet」の「Ethernet」のタブをクリックするとEthenet IDが記載されているので、これがMACアドレス。これをまたメモしておく。
ここまででも十分面倒くさかったが、ここからさらに面倒くさくなる。次はディスクイメージを作る。
アプリケーション→ユーティリティ→ディスクユーティリティで、ファイル→新規→空のディスクイメージを選択する。
そして名前等を入力する訳だけれども、ここでテキトーな名前では駄目で、一番上の名前の欄にはさっき調べたコンピュータ名とMACアドレスが入る事になる。
「コンピュータ名_MACアドレス」
と言う具合。コンピュータ名が「ochasan-suteki 」で、MACアドレスが「11:22:aa:33」の場合「ochasan-suteki_1122aa33」(MACアドレスは「:」を抜いて記述)と入力。下段の名前は簡単な自由な名前でOK。この場合「ocha-TM」とした。
後の設定として、サイズはそのままで、パーテーションは「ハードディスク」、イメージフォーマットは「スパースバンドル・ディスクイメージ」に変更して作成ボタンを押すと、デスクトップに二つのファイルが現れる。
このうち、上の「……bundle」というファイルをFinderでNASに接続されているHDDにコピーする。デスクトップに残ったディスクイメージは「取り出し」し、デスクトップに残った「bundle」ファイルは削除する。
ほいだら、NASに接続したHDDにあるbundleファイルをダブルクリックして、再びマウントすると、またデスクトップ上に「ocha-TM」が現れるので、また「ディスクユーティリティ」を開く。
そしたら、再び「ocha-TM」を「取り出す」する。そうすると、「イメージサイズの変更」が出来るようになるのでサイズを変更する。100MBになっているはずなので、適宜大きさを変更する。今回僕は250GBにした。そして再びbundleファイルをマウントして、今度はパーティーションの変更をする。
サイズを100GBくらいに変更すると、ボリュームの欄に白いカーテンが降りてくるので、それの右下を掴んで、一杯まで下げる。そして適用ボタンを押す。
最後にディスクイメージをまたまた取り出しておき、再びタスクバーの時計マークをクリックして、Time Machineの環境設定を開き、バックアップ先を開いて、NAS外付けのHDDを選択し、「バックアップに使用」をクリックすると終了。
しばらくするとバックアップが始まる。このとき、凄い量のファイルをコピーするので、初回だけはLANケーブルを繋げておくと良い。ケーブル接続でも、僕の場合2時間以上かかった。次回からは無線LANが繋がっていれば、勝手にディスクをマウントしてバックアップを行い、また勝手にディスクをアンマウントする。上手く行けば下のような画面になる。
文章で読むともの凄く面倒くさいが(書く方がもっと面倒くさい)、実際やると、やっぱり面倒くさい。なので、やっぱりTime Cupsule買った方が断然楽で早いと思うので、アンテナが二本立とうが三本立とうが、お金がなければ貯金でもして買った方が変なストレスを受けずにすむと思う。
ちなみにこのエントリを読んで実践して、「出来ない」とかの苦情は一切受け付けない。僕もバックアップが実際始まるまで3時間くらい悩んだ。Time Cupsuleを買った方が断然楽だし早いだろうし、それでも、こういうやり方を試す以上、多少は苦労するのを覚悟して、もしやるなら自己責任でお願いします。
バックアップの約2時間、とっても暇だったので、子供たちが食べたチョコレートの箱を利用して、iPhoneとデジタル一眼を接続するUSBコードを収納するボックスを作ってみた。
この工作の方が、Time Machineの設定より充実感があったかな。ちゃんとコードも引っ張りだせるし、収納も出来る。コードがごちゃごちゃしているより幾分見栄えが良い。自画自賛である。